宇留津城址（うるつじょうし）
“黒田官兵衛”の九州に於ける初戦の地である。
天正14年（1586年）10月、“豊臣秀吉”より九州平定の命を受けた“黒田官兵衛”は、
“小早川隆景，吉川元春”が率いる毛利軍を主力とした兵を従えて福岡県北九州市門司に上陸、京都郡苅田町“松山城”に陣を構える。
ここを拠点として、11月7日築上郡築上町大字宇留津の“宇留津城”を二万八千騎をもって攻めた。 “宇留津城”は、城主“加来与次郎”以下2000人が立て篭もっていた。 城の周囲は湿地帯で囲まれており、先陣を務めた“母里（もり）太兵衛”も攻めあぐねたが、白い犬が泳ぎ渡る様子を見た黒田勢は浅瀬を知ることができ、
ここから怒涛のように攻め入り一気に落城させた。
この時、城主以下1000人余りの首が刎ねられ、生け捕りとなった残りの者は男女を問わず磔（はりつけ）となった。 遺体は、周防灘に流され周囲の海面は血潮で真っ赤に染まったと言う。
2014/9/2（火） |
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 “宇留津城址”説明板 |
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 城址平面イメージ |
 塩田沼説明板 |
 掲示板に貼られた大河ドラマでの宇都宮氏キャストのポスター |
 宇留津城址の石碑 |
 正面より |
 須佐神社拝殿 |
 敷地内の風景－１ |
 敷地内の風景－２ |
 林の風景－１ 進むと海側に出る |
 林の風景－２ |
 海側からの風景 |
 海（周防灘）側の風景 |
 堀の跡 |
 城址の森の風景 |
法然寺（ほうねんじ）
“宇都宮鎮房（しげふさ）”の幟（のぼり）が林立する築上町であるが、唯一、“黒田官兵衛”の幟が立つ場所がある。
ここが、“黒田官兵衛”が、最初に仮の館として２ヶ月の間、陣を敷いたと言われる“法然寺（ほうねんじ）”だ。
この時、“黒田長政”は福岡県行橋市津積の“馬ヶ岳城”を居城としていた。
2014/9/13（土） |
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 “法然寺”説明板 |
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 正面からの風景 |
 築上郡に“黒田官兵衛”の幟が立つ |
 本堂 |
 境内の風景 |
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